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「"オマージュ"に寄せて」

演奏はその人のいきざまそのものだったように思う。

突然の訪問から相対して言葉を交わしたあの日…

夢を語る姿に共感した。

夢追う人は皆、そこにたどり着くまでの険しい道のりを必死になって這い上がろうと躍起になる。

そんな姿を人に悟られまいと、表向きは余裕でかまして、密かに努力するから本物なのだ。

人々を魅了しては風のように去って行った孤高のアーティスト♪DIGITAL HORN PLAYER Mitsuyoshiには魂があった。

そして"オマージュ"を書かれた石井美千代さんも感性豊かな素敵な女性・・・


face01そんな二人の物語を紹介させていただきました。





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 品田光美スペシャル ~オマージュその13~

横浜市 石井美千代さんの書いた
”品田光美さんへのオマージュ”3回忌を迎え、再開致します。


品田光美さんへのオマージュ(その13)
さよならも言わずに、大急ぎで逝ってしまった彼はまだ57歳。わずか2年にも満たないお付き合いだったが、あなたに出会えて良かったです。

品田さん、あなたはいなくなってしまったけれど、それと同時にあなたは残された私たちの心のなかに生きはじめるのです。

品田さんからいただいた2年間のあたたかなお付き合いは聴覚障害を持つ私の人生をどれほど心豊かにしてくださったことか。

写真もいっぱい撮りました。写真というものは追憶にもなるし、生きる力にもなりますね。

品田さんとの愉しかった思い出をなぐさめとしていきます。

今はまだ深い悲しみのなかにいるけれど、この悲しみのなかから立ち上がれる日が来るまで、デジタルフォンを奏でながら御巣鷹山の天上からどうか見守っていてください。

寂しくなったらあなたが遺してくれたデジタルフォンのCDを聴きましょう。

たったひとつ心残りがあるとすれば御巣鷹山に連れていってくれる約束が果たせなかったことです。深い感謝を捧げつつ、品田さんのこと忘れずにいます。

どうぞ心安らかにお休みください。 合掌。


21年6月  石井記


おわり

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 品田光美スペシャル ~オマージュその12~

横浜市 石井美千代さんの書いた
”品田光美さんへのオマージュ”3回忌を迎え、再開致します。


品田光美さんへのオマージュ(その12)

生まれたてのやさしいメロディが風に乗って流れ、はかなく湖に消えていく。

なんという幸せ。 このメロディを聞きつけて、美術館でボランティアをしているという女性がビデオで撮り始めた。

偶然に居合わせて撮影されたこの場面は、後日インターネットのブログに載せてくださって有り難く感謝している。
中ノ沢美術館でのミーティングは14時からなので帰路につく。

ミーティングが始まる前に品田さんが 「浜辺の歌」 と 「故郷」 の2曲、演奏してくれ、アトリエの前で握手して別れた。

この時が今生の別れとなった。

翌日、「ミーティングで思いがけない歓待をいただき感謝です。ご帰宅道中お気をつけて」とメールが届いた。


つづく。

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 品田光美スペシャル ~オマージュその11~

横浜市 石井美千代さんの書いた
”品田光美さんへのオマージュ”3回忌を迎え、再開致します。


品田光美さんへのオマージュ(その11)

エントランスからロビーに入ると鶯色のソファがとても印象的で丸くてやさしい雰囲気の館内だ。

ほの暗いなかを展示作品をみて歩く。

数ある作品のひとつに 「食べないでしばらくながめていよう すこしはやさしいこころになれるかもしれない」と籠に盛られた桃の作品があったので、この詩をメモした。

もうひとつ気になった詩があり、これは手元のパンフレットに薄暗いなかで書き込んだものだ。「わびることも お礼もいうことも できなくなる別れもある」 今となっては暗示めいていてドキッとしている。

売店に行きながら品田さんが 「どの作品がよかった?」 と、問いかけてきたのでメモをみせた。すると彼もあの作品は気になったそうで、ギャラリーで桃のポストカードを買い求めた。

外に出ようというのでレイクサイドに向かった。
入り口のところに 「花きりん」 が咲いていたので、美術館の人に頼んで一緒に写真に収まる。

美術館の傍らに草木湖があり、レイクサイドのベンチに座る。
愛用のデジタルフォンを取り出し、なにやら作曲を始めた。

用紙がないので手近にあったパンフレットに音符を書き込みながらデジタルフォンを吹いている。

先ほどの 「桃」 の詩にインスパイアされて、即興で曲を作り、聴かせてくれたのだ。



つづく。

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 品田光美スペシャル ~オマージュその10~

横浜市 石井美千代さんの書いた
”品田光美さんへのオマージュ”3回忌を迎え、再開致します。


品田光美さんへのオマージュ(その10)

8月30日は前日からの豪雨が降り続くなか、朝一番の湘南ラインに乗り込む。

雨はまだ降っていたがだんだん小止みになってきた。

高崎駅で乗り換えて前橋大島駅に到着すると雨も止んで晴れてきた。
彼が白い愛車のサニーで駅前の広場で待っていた。

なぜかトレードマークのあごひげをきれいに剃って優しいダンディに変貌。チェックの半そでシャツにネクタイをして相変わらずのおしゃれだと思いきや、足元はやはり下駄履きだった。

「お久しぶり」とハグしながら挨拶。
車に乗り込むと後ろのフロントに帽子がズラリ!

私にどうしても見せたいものがあるからと、行き先もいわずに車をスタートした。

連れて行ってくれたのがみどり市にある「星野富弘美術館」。思いがけない展開にハッピーサプライズと大喜び。

機会があればぜひ一度は行ってたいと思っていたところだった。

道中、車を運転しながら彼が話しかけてくるのだが、哀しいかなエンジンの騒音で全く聞こえず苦労する。
私の耳になってくれている五十嵐さんが間に入って通訳してくれるのでかろうじて会話が成り立つ。

彼の話を断片的につないでみると、彼は一人暮らしで別れた妻は同じ市内に住んでいる。

子どもは二人いて上が女、下が男の子。以前はサラリーマンをしていたが、好きな音楽をやりたくてトラックの運転手等をしながら生活していた。栃木県のラジオ番組のパーソナリティをしていたとも。

最近はリスナーとして投書や投稿をして謝礼をもらっていたので書くことは苦にならないと。
等云々。

美術館の駐車場で横浜のシューマイと、鹿児島の焼酎のお土産を渡して、道路を横断して美術館に入る。



つづく。

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Author:ULTRA魂
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