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知人に和菓子職人が居ます。

富岡に店舗を構え、職人で店主のご主人と、可愛らしくてしっかり者の奥様と、夫唱婦随で誠実に、丁寧な仕事をされています。

昨日、夫と2人で出掛けたところ、多岐に渡って会話をする機会に恵まれました。

彼の「職人」としてのこだわりが、仕事に活きている、活き過ぎているあまりに素人受けすることの難しさや、日本の伝統や先人達の教えを守る仕事の中で自らの個性を出しながら店を切り盛りする事の楽しさ、自身の腕ひとつで家族を支え、のれんを維持する事の責任など、ひとりで経営者と職人の両方に取り組む事の苦悩を打ち明けられました。

彼には夢があります。その夢は大きく、また彼の決意も堅く、私には「叶えられない筈は無いが困難も多い」様に思えます。

けれど家庭があっても無くても、仕事を通して自らが思い抱き、真剣に取り組み、叶えようとする夢は、他の誰の為でもない「自分自身の人生に対する責任」だと、私には思えてならないのです。

性別も年齢も関係無い「一個体として生きる人間という生き物」が自己のアイデンティティを、自らの夢にかける…誰にも必要な事なのに、なんと立ちはだかる困難も多い「夢を叶える為のプロセス」。

けれど、だからこそ、夢を追い続ける事は価値ある大切な事に違いないのだと、心底感じるのです。

どしゃ降りの富岡から帰宅途中、夫婦で久し振りの会話を持ちました。

和菓子屋のご夫婦と私達夫婦は同じ年。まさに数々の「時代」という大波小波をかぶって生きてきた二組だからこそ、共感出来る数々のテーマについて。飽くこと無き激論を交わしながら家路に向かう途中で、ふと来た道を振り返ると、まさに僅か数十分前に後にした、和菓子屋の方角に金色の夕焼け。

当たり前だが太陽は西に沈む。けれど和菓子職人の熱い想いを同世代を生きる「一個人」として感じた私には、まるでこの景色が「西から登る朝陽」のようにも感じられた光景でした。

きっと君の夢は叶う。互いに叶えてみせよう。自分の夢に全力で取り組もう。君達の小さな2人の子供達も、君の逞しい背中を真っ直ぐに見つめてる。一緒に頑張って夢を叶えよう。ベビーブーマーの意地にかけて!


(原文のまま)
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2008.07.29 Tue l 空コン l コメント (0) l top

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